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女性社員の思考 ~上司次第で女性は確変する~

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女性マネジメント

マーケティングの世界では、比較的女性が多いといわれています。世の中の半分は女性。そしてFacebookの利用者も半分が女性です(Social Bakersによると、日本では48%が女性、52%が男性とほぼ同じ割合)。

女性の考え方は「共感」を重視するところが大きいと言われています。同様に、ソーシャルメディアによるつながりの根底は「共感」と言われています。私たちがソーシャルメディアを使ったマーケティング活動をおこなうにあたって、チーム内の女性にどれだけ動いてもらえるかはとても重要ではないでしょうか。

しかし、女性にうまく動いてもらうために苦戦している人たちが多いのも事実。

そこで、田島弓子氏による「女子マネジメントの教科書」から役に立ちそうなものを紹介します。ポイントとして以下の2点を念頭に入れながら読んでみましょう。

・男女間の性差を理解すれば、付き合い方に工夫ができる。これは区別であって差別ではない。
・相手が女性というケースだけでなく、「価値観が違う人材をどうマネジメントするか」という点でもヒントになる。

今回は、チーム戦力の底上げのためにおさえたい、女性社員の思考パターンがテーマです。

現場で起こっていること

コミュニケーションがうまく取れない


女性マネジメント1

夫婦間でもよく見られる光景かもしれません。男性にとってのコミュニケーションは情報を得ること。女性にとってのコミュニケーションは共感を得ることとされています。女性が相談していても、具体的なアドバイスが欲しい訳ではないというのはよく聞く話です。

ちなみに、コンテンツに置き換えて考えてみると、ひょっとしたら新規性や意外性のあるコンテンツだけが良いという訳ではないのかもしれません。女性をターゲットとしている場合、読者が思っていることを文章にして、「そうだよね」と思ってもらう、そんなコンテンツもありなのではないでしょうか。

やる気が見えない


女性マネジメント3

新しいことに躊躇するのは、女性は男性に比べて真面目だからという話です。

スーザン・ピンカーの「なぜ女は昇進を拒むのか――進化心理学が解く性差のパラドクス」では以下のように言及されています。

求人に応募したり自分がやると手をあげたりするとき、女性は100%確信がなければいけないと思う。一方、男性は50%の確信があれば、あとははったりでやれると思うのです

期待に応えられなかった場合の不安が先に立ち、女性は「やります」と言えないと著者は続けています。一方で、いったん引き受けた以上は、人一倍努力するのもこのタイプの女性たちということです。

オファーを断られてがっかりする前に、女性はこのような傾向があることを知っておくと対処できますね。

何を考えているかわからない


女性マネジメント4

女性は自分を過小評価してしまい、成功体験を自信に置き換えることができないと言われています。例としてインポスター症候群を挙げています。インポスター症候群とは、自己評価が低く、うまくいったことは、すべて周りのおかげや運であると思う傾向のことです。海外のwikipediaによると、これは正式に認められている心理学的現象ではないものの、多くの心理学者や教育者が言及しているようです。

なお、インポスター症候群は女性特有の現象として語られることが多いですが、先のwikipediaによると、女性に限らず、例えばアフリカ系アメリカ人でも多いとあります。つまり、組織の中のマイノリティーが自分の成功を自身の実力と思えない傾向にあるということだと私は解釈しています。

自分が周囲から必要とされている実感を持てるよう、女性が何にやりがいを感じているかを考えながら接していくことが必要でしょう。

すぐに感情的になる


女性マネジメント2

著書によれば、女性は男性と比べて、同じことに対して感情豊かに反応する傾向があるというだけとあります。右脳(感性などの非論理的な働きをつかさどる)と左脳(言語や数字などの論理的な働きをつかさどる)を結ぶ脳梁が女性は太く、このため、女性は左脳だけでなく、右脳の部分も大きく使って考えます。このような生物学的理由により、女性は男性よりも感情豊かだといわれています。

これは、ソーシャルメディアでの発言において事前にリスクを察知できるという、とても強い武器とならないでしょうか。男性が他意なく投稿した内容が思わぬ誤解を生んでしまう前に、女性に見てもらって投稿することでリスクを前もって排除することができるでしょう。

会社のルールを分かっていない


女性マネジメント5

女性は、自分はどうしたいのかという思い入れが強く仕事に出てしまうようです。多くの場合、組織のルールを外して考えるとそれは間違っておらず、自分なりの判断基準で必死に考えて動いていると述べられています。

男性は、「このチャンス、自分はホームランを打ちたいけど、サインを見るとバントだ。よし、バントを決めてやる」とすんなり受け入れられます(男性は幼少時から、チームスポーツの中で、自分は組織の一部であるという考えを体で覚える環境があった)。しかし、女性はこれまでそんな環境にありませんでした。自分の判断基準に照らし合わせて、「私はホームランを狙いたい。」と思うケースが多いとのことです。これまでそういった場面が少なかったことによります。

つまり、男性のほうが、育てられ方が会社組織に合う形だっただけということです。

上司次第で女性は確変する

著者は上司次第で女性は確変すると述べています。女性が強力な戦力となった時、私たちのマーケティング活動はもっと良いものになるでしょう。著書では、絶対言ってはいけない言葉や、やる気を育てるための具体策などにも触れています。興味があれば一読してみてください。比較的カジュアルに読める書籍です。私もこれを読んで、自分の誤解を認識し、すっきりして気が楽になりました。



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