コンテンツマーケティング研究所

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企業ブログを半年で人気ブログにする方法

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いよいよ日本でも企業ブログについての相談が増えてきました。「顧客との関係性構築に主眼を置きたい」という施策の一つとして、または中心として企業ブログがあります。しかし、成果を出すには時間がかかります。今回は、半年できちんと成果を出すためのステップについて海外記事を紹介します(著者からは引用・翻訳の許可を取得済)。
特に「コンテンツブレインストーミング」はおすすめです。原始的なやり方ですが、著者も言及しているように、効果は予想以上です。

1. マネジメント・バイ・イン(上層部の同意を取り付けること)

企業ブログを人気コンテンツにする。これがとても大変なことだということは私も分かっている。マーケティング反論者から寄せられる意見のナンバーワンであり、私もこれについては過去に頻繁に記事を書いている。
しかし、マネジメントが、質の高いコンテンツをコンスタントに作成し提供することに「真に」関わっていなければ、ブログやソーシャルメディアに対する尽力は失敗する可能性が高い。私のクライアントの例でも、マネジメント・バイ・インやマネジメント実務への関わりとコンテンツマーケティングの成功率には常に高い相関関係がみられる。これは多くの経験に基づいて言えることである。

2. 「Why」ワークショップ


コンテンツマーケティング

以前にも増して私は『「Why」ワークショップ』と称する活動について考えるようになった。「Why」ワークショップはSimon Sinekによる、組織内での強い結びつきをゴールデンサークルを用いて築き上げる手法で、コンテンツマーケティングのための「Why」ワークショップでは、コンテンツマーケティング/ソーシャルメディアについて以下3つの主要な質問に取り組む。

1. それは何か?:What
2. 結果を得るためにどうやればいいのか?: How
3. なぜそれをしているのか(個人、もしくは会社の視点から)?: Why

確かなことは、このワークショップが正当に行われれば結果が深く持続するということである。CMOや経営陣が従業員宛に「ブログやソーシャルメディアでどんどん発信をして会社を盛り上げよう」などといったEメールを送ることとは比べ物にならないくらい効果がある。
貴社のコンテンツマーケティングが悪化の道をたどる前に、先のキーワードのうちひとつについてメンバーに送り、翌日インボックスに相次ぐ回答が送られてくるのを待つことだ。

それからもうひとつ「Why」ワークショップについて: マネジメントが全社員に対し、今やっていることを止めさせ、その時間で「何の(What)」「どうやって(How)」「なぜ(Why)」コンテンツマーケティングを行うか、ということを考えさせる。結果、社員の心に「単なるほかのプログラム」以上のものが起こるかもしれない。

3. コンテンツブレインストーミングへの全員参加


コンテンツマーケティングワークショップ

コンテンツブレインストーミングは個人的に非常に気に入っている研修プログラムで、実際多くの成功例を目にしている。詳細は省略するが、下記が、私が提案することである。

1. 参加者をグループわけする。参加人数にもよるが、1グループ5~10名くらいが適当
2. 各グループ書記を1名もしくは2名選ぶ
3. グループへのタスクは、10分間にできるだけ多くの消費者の疑問を出すことである。 一番多く書き出した者が勝者となる。(注:「消費者の疑問」というのは、消費者が何か問題がある、もしくは何か回答を求めて検索をするテーマを意味する)

実際に目にしないと、やや稚拙だと感じるかもしれないが、確実に素晴らしいものである。最終的に参加者は消費者の考え方を理解し、そこからいかにたやすくコンテンツアイディアを得ることができるか、そして全参加者が「コンテンツ プロデューサー」となったときのシナジー効果を、身をもって感じるのである。
参考例をあげれば、最小規模のグループがだいたい5分間のブレインストーミングで最低20個の項目を考え出す。ひいては、これらの質問がすべて自社の将来のブログ記事のタイトルとなるのだ。

4. 個人ブレインストーミング

最初の「Why」 ワークショップの後、コンテンツのアイディアが新鮮なうちに、メンバーが個々に、更に20の消費者の疑問を考え出すことをすすめる。これは、ワークショップの時間内で行ってもいいし、もしくはその日の宿題にしてもいい。効果例として、今週初めに会った私のクライアントによれば、社員はワークショップ当日の個々のブレインストーミングで約300もの個性的な疑問を考え出した。1年間のブログ記事に足りるコンテンツで、記事を投稿するごとにブランドやビジネスの急伸を導くだろう。

5. CCO選出、マネジメントエディターの任命: 禁ボトルネック

決してはずすことのできないステップである。組織の規模にもよるが、チーフ・コンテンツ・オフィサー(CCO)の選出である。
CCOの業務内容はニーズによって実に様々なものになるが、忘れてはならないキーポイントは、貴社のブログのすべてのコンテンツのプラン、采配、編集、アップロードに従事する人物であるということだ。広範囲に渡らなければ、失敗は避けられない。最終的に、1人の人間がこれらすべてについて責任を持たなければならないのだ。つまり、1人のマネジメントが全ての記事をブログ配信前にレビューするということである。再度繰り返すが、これはCCOかもしくは同等の者であることで、重要な点はボトルネックにならないことと、記事を迅速に読み、承認し、編集できる人物であるということだ。

6. 編集カレンダーの作成:題名、発信日を決める

消費者の疑問/コンテンツアイディアをリストアップしたら、次のステップはそれぞれの記事に題名と発信日を決めることである。注意しなければならないのは、この段階にあまり時間をかけないこと(たとえば誰がその記事を書くにふさわしいかといった分析はしすぎないほうがいい)。一般的に、アイディアを最初に出した人物が、そのコンテンツを書くに最もふさわしい人物となる。

7. より良い分析

コンテンツマーケティングやブログ発信の投資収益率(ROI)のトラッキングは非常に重要なことである。更に、Google アナリティクスでは不十分である。名前(貴社のサイト見込み顧客となるべく書かれた名前)や、サイトにどうやってたどり着いたか、どのページを見たか、などは分析できない。どんなタイプのブログであろうと真に上質なものであろうとするには、それを受け入れるか否かにかかわらず、よりよい分析が欠かせない。

8. 初回コンテンツの発信

消費者の疑問のブレインストーミングで、発信日と書き手を決めた後におすすめするのは、ブログの最初は特にしっかりとした土台のコンテンツで開始することである。人員不足により、最初に1件のみの発信しかできないかもしれないが、かまわない。しかし、条件が許すなら、初回に5から15件の記事を発信することをすすめる。いずれにしても、大量のコンテンツを貯蔵するだけで打ち上げに遅れてしまうことだけは避けること。まずは発射するのである!

9. Eメールとセールス活動

セールスについては既にほかで述べているので割愛するが、ブログが開始されるいなや、社員(特にセールス部員)にとってブログコンテンツ(記事または動画)を営業プロセスに組み込む非常に重要な点がある。セールス部員が送信するEメールには必ず何らかのブログにあるコンテンツが含まれるべきであり、それがセールス活動にも活かされる。

10.隔月メールマガジン

会社が素晴らしいブログ/コンテンツマーケティング文化を作り上げていこうとするなら、皆が心に抱き続けられる何かが必要である。これが正確に行われている場合、その会社のコンテンツマーケティングメールマガジンには以下のことが含まれているはずだ。

• 記事、作者名
• キーワードのランキング記事
• 読者のコンテンツに対するポジティブなコメント
• コンテンツによる見込み顧客
• コンテンツから生み出されたセールス
• ブログ記事・コンテンツを利用してよりよい結果を出した、セールス部門のサクセスストーリー

11. マネジメントからの賞賛

この11の項目が何から始まり何で終わったか気づいただろうか。そう、マネジメント、である。すでにお気づきかもしれないが、これらの業務におけるマネジメントの存在はとても重要である。また、社員が自らの考えを活かし、会社ブログへの貢献をした際も、マネジメントからの直々の賞賛がブログやコンテンツマーケティング活動の大いなる成功の道となる。

まとめ

半年で成果を出すための方法について紹介しました。
「ひとりでやるよりも周りを巻き込め」というメッセージも込められているように思えます。ブレストに全員で参加! やマネジメントとのコミュニケーション、セールスとの連携 などなど、ここでも周りとの「つながり」が一つのキモですね。そして、「ツールを使って効率的に」ということです。
もし、たった一人で孤独感を感じながら担当しているという方がいらしたら、周りの同僚を巻き込む可能性について考えてみましょう。


参照元:The Ultimate 11-Step Plan to Launching a Successful Business Blog in 6 Months




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