Joe Pulizziに聞いてみた。「1種類のみのコンテンツの構成をやめよう」ってどういうこと?
by C研 |

あおばの投稿です。
過去にコンテンツマーケティングの42のアイデアを紹介しました。これは、コンテンツマーケティングを実施するのに参考になりそうなアイデアを列挙した記事です(Content Marketing Instituteの記事)。
その中で、「2013 年は、1種類のみのコンテンツの構成をやめよう」という項目があったのですが、具体的にどういうことなのか、少し釈然としないところがありました。
というのも、このアイデアが言わんとしていることが、「本来ブログで扱うテーマと全く関係ない記事を沢山書いて、アクセスを集める(いわゆるリンクベイト)」だとしたらちょっと違うかなと思っていたからです。
本人に直接聞いてみよう!ということで、筆者のJoe Pulizziに聞いてみました。
Joeからの回答を引用します。
「1種類のみのコンテンツの構成をやめよう」で言わんとしていることは、特定の分野だけでコンテンツを提供し続けるのをやめるということ。これまで私たちがやってきて分かったことは、多くのコンテンツを生み出すのではなく、より良い、そしてより相手を絞った(読み手にふさわしい)コンテンツを提供することだ。
たとえば、コンテンツマーケティングに関するブログで言えば、「コンテンツマーケティング以外は扱わない」ということではなく、読み手によって意義あるものであれば、コンテンツマーケティングを、その他のマーケティング施策と関連付けて言及していくということだ。
重要なのは、「より良い、そしてより相手を絞った(読み手にふさわしい)コンテンツを提供すること」であり、読み手が必要としているのであれば、自社の強みを、読み手の様々なシーンに関連付けて訴求すべきということですね。
となると重要なのは、ペルソナの設定です。
ペルソナの設定に終わりはないのではないかと思っています。
顧客自身も変化し続けているから。
コンテンツマーケティング研究所も、もっともっとお客様と向き合う必要があると考えています。