コンテンツマーケティング研究所

Powered by Value Drive

グロースハックをコンテンツマーケティングに活かす3つのヒント

このエントリーをはてなブックマークに追加
グロースハックをコンテンツマーケティングに 活かす3つのヒント

「グロースハック」

皆さんも最近耳にすることが多い言葉ではないでしょうか。今回は、グロースハックの考え方を、企業ブログやソーシャルメディアの担当者の方が、どのようにコンテンツマーケティングに応用するかについてのヒントを紹介します。

そもそもグロースハックとは?

グロースハックとは、「データやユーザーの声を分析して、製品やサービスを改善する(成長させる)こと」です。グロースハックのグロース(growth)は成長を、ハック(hack)はコンピュータを熟知した者が行うエンジニアリングを意味しています。グロースハックを行う人はグロースハッカーと呼ばれ、データサイエンティストと並んで、現在シリコンバレーで最もセクシーな仕事と言われているらしく、“ユーザー獲得担当エンジニア”などとも呼ばれています。グロースハッカーは、一般的なマーケティング担当者とは異なり、自ら製品やサービスの改善を行うので、それらへの深い理解が求められます

グロースハックはコンテンツマーケティングにどう関係するのか?

コンテンツマーケティングは「ブログを書いて終わり」「バズるコンテンツを一回作って終わり」というものではありません。成果を出し続ける長期的な戦略であることを考えると、コンテンツマーケティングは、グロースハックに似た性質を持っています。例えば、読み手からのフィードバックやウェブサイトの行動履歴、その他多くのデータを元にアウトプットを改善・生産しつづける姿勢は、グロースハックと共通したものでしょう。

以下では、企業のブログやソーシャルメディアの担当者の方が、グロースハック的コンテンツマーケティングを実施していくためのヒントを紹介しています。

1.タイトル(コピー)は顔。100例考えてもいいくらい

タイトルはユーザーの興味を引くために最も重要です。「このタイトルは少し釣りっぽいだろうか?」「直接的と間接的な言い方はどちらがいいだろうか」「SEO的にはどのキーワードが強いだろうか」など、どのタイトルがよりユーザーの目を引くか常に考える必要があります

はじめのうちはユーザーの傾向が分からないので、例えば「柔らかい/硬い」「結論を書くか/含みを持たせる」といった訴求軸のマトリックスを作り、それぞれをテストしてみるのもいいでしょう。個別の記事に対して別のアプローチを試してみてGoogleアナリティクスやFacebookインサイトでユーザーがどのような傾向に対して好意的な反応を示しているか見ることで、ユーザーの傾向が見えてきます。


タイトルの重要性は誰もが分かっていることでしょう。しかし、忙しい業務の中、最後まで力を入れずに「とりあえず」つけてしまったこともありませんか? タイトルは、商品名のようなもの。かつて話題になったシュレッダーはさみは、当初刻み海苔を切るための商品として発売されていましたが全く売れず、その後「シュレッダーはさみ」と名前を変えたことで爆発的なヒット商品になったそうです。バズるかそうでないかはタイトルの付け方次第で決まることがよくあります。例えば私が勤めていた出版社では、タイトルは100案出して1つに絞っていたほどです。30分もあれば10個以上はアイディアが出るはずです。是非投稿前に今一度タイトルを再考する時間をとってみてください。

■もうちょっと応用するには

タイトルや本文内の見出し(要素)はSEOにも影響します。例えば無料のキーワードツールなどで調べて、検索してほしいキーワードをタイトルなどに盛り込むのが効果的です。ツールとしてはGoogle Adwardsのキーワードツールが有名ですが、下記ツールはGoogleのアカウントが不要で、登録もせずに使えるのでオススメです。
無料SEOキーワード選定ツール集 rishirikonbu.jp

2.ソーシャルメディアに最適化しよう

記事をより多くの人に読んでもらいたい。そう思った時にまず思い浮かぶのがソーシャルメディアでしょう。一口にソーシャルメディアといっても、ユーザーの属性や使い方は異なるので、一様な投稿方法は避けましょう。

日本で言えば、ユーザー数が多いのはFacebook、Twitter、YouTube、LINEといったところです。Facebookは最近では広告によるリーチの効果が高く、オーガニックリーチが下がっている傾向が見られますが、それでもシェアやいいねを喚起する投稿であればいまだに大きな影響力があります。「画像」「動画」「リンク」のうちどのタイプの投稿が多くのリーチを生むのか、それが分かれば投稿タイプを最適化することができます。さらに画像のサイズ、タグの設置、リンクであればOGP設定など細かな改善の繰り返しで成果は全く違ってきます。Twitterでは、OGP設定をしてもリンク投稿では画像が表示されません。このため、タイムライン上で目立たせたいのであれば、敢えてタイムライン上で表示されるように画像を貼るなどの一工夫が必要です。


グロースハックをコンテンツマーケティングに 活かす3つのヒント-写真3

こちらは弊社が運営するFBページのインサイト。フォロワーは1,000人程度だが、運用の工夫によってリーチ率はなんと200〜1000%まで達する

■もうちょっと応用するには

フェイスブックにはインサイトという便利な機能があるので、どの投稿タイプの人気が高いのか、どの時間帯であればユーザーが多く見てくれるのかがひと目でわかります。さらにインサイトのデータはcsvで書きだすことができるので、エンゲージメント率(フォロワーの反応度合)を数字として導くことができます。

3.「読んで終わり」にさせてはダメ

コンテンツマーケティングでは、記事に対して次の行動を起こさせるように設計するのも大事です。単純にブランディング、ユーザーとのコミュニケーションという目的でも良いのですが、直接売上や問い合わせに繋がったらなお良しですよね? 

行動を起こさせる=Call to Actionと呼ばれますが、ソーシャルボタンの設置もその1つです。簡単にシェアできるというのは、コンテンツが拡散されるために重要ですよね。今では簡単にソーシャルメディアのボタンを設置できるプラグインなどがありますので、記事のページ中のわかりやすいところに設置するとよいでしょう。

そして特に検索で訪れたユーザーは、あなたのブログに解決策を求めてきています。ブログだけでハッキリしなかった答えを、あなたに直接聞きたいと思うかもしれません。そのときに自身のホームページや商品のランディングページ、問い合わせページなどに誘導するのも有効です(ちなみにこのブログの最下部にもボタンが設置してあります)。単にブログを書くだけでは、コンテンツマーケティングは成果が見えにくいものです。コンバージョンを設定し、そのための動線を設計し改善を繰り返していくのが大事です。

■もうちょっと応用するには

グロースハックのための手段としてお馴染みなのがA/Bテストです。Call to Actionボタンの場所や色、コピーなど変えてコンバージョンの高いものを導き出すことができます。wordpressにはプラグインがあるので、興味のある方はこちらのブログを参考にしてください。
・「WordPressでA/Bテストをおこなう」ZEALOTエンジニアブログ



昨今最もHOTなキーワードとも言えるコンテンツマーケティングですが、多くの企業ではまだ大きな予算や人員が割り振られているわけではありません。担当者の方も恐らくほかにたくさんの仕事を抱える中で四苦八苦していることでしょう。また、グロースハックも今や急速に進歩しており、これからもますますの発展が予想されます。グロースハックもコンテンツマーケティングもできる“コンテンツハッカー”と呼べるような人物が必要になってきているのです。あなたもこの3つのヒントを参考にして“コンテンツハッカー”を目指してみてはいかがでしょうか。

※参考「5 Ways to Apply Growth Hacking to Your Content Marketing」ReTargeterより


このエントリーをはてなブックマークに追加

人気記事

カテゴリー

最近の投稿