コンテンツマーケティング研究所

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企業はFacebookをやめる時期に来たのか?

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今回は、Facebookについてのお話です。「コンテンツマーケターはFacebookを断念するときなのか?」という記事が、Copybloggerのco-founderであり、CMOでもあるSonia Simoneによって投稿されています。そのSoniaから翻訳の許可をもらい、今回は訳を掲載したいと思います。

他人のプラットフォームに過度に依存しすぎた「デジタル小作人」になってしまうのは危険だという話です。

コンテンツマーケターはFacebookを断念するときなのか? [翻訳]

Facebookに時間を割いた経験があるのなら、ページの各投稿にほんのわずかのアクセスしかないことに気づき、空しい思いをしたことがあるだろう。Facebookの新規上場にまつわる大騒ぎ、上場直後の株価下落は、同社にはより良い収益モデルが必要であることを表している。ページユーザーは、投稿が目立つ場所に優先的に表示される、有料のプロモート・ポスト利用を強要推奨される。膨大なユーザー数を考えると、年間何万ドルという金額がFacebookに流れることになる。

神経に触るだろうか?まったくそのとおり。

そうなることを察知しておくべきだったのか。まさにそのとおり。

こうした現象は、世間で言われているほど目新しいものではない。ページの投稿は100%の読者に届くことはない。しかも、最近のアルゴリズムのアップデートにより状況は著しく悪化している。
先日、我々は「デジタル小作人」に関する記事を再度アップした。悪い例として、他者が所有する(仮想の)土地でオンラインビジネスを行うことを挙げている。
最近のFacebook におけるゴタゴタの連続は、他者のプラットフォーム利用がビジネス戦略としてリスクが大きいこと示す、最も適した例である。何もFacebookに限ったことではない。
ソーシャルプラットフォームは読者拡大のための優れたツールだ。しかし、Facebookなど、自らのコントロール下にないプラットフォームをビジネス推進のために利用する際忘れてはならない3つの原則がある。

原則 #1: Facebookはあなたに一切借りはない

そうは思わないかもしれない。あなたの投稿がある程度の数の読者から「いいね」を獲得すれば、スパム的な広告を露出することとなり、それはFacebookにとって「借り」ではないか、と主張するかもしれない。しかしFacebookは何とも感じていないのだ。まるでラーテル(訳注 「世界一怖いもの知らず」といわれる動物)の如く。
Facebookとの関係は、相互的なものであるといえる。そして、Facebookがまた何かうんざりするようなことを行い、ひどい目に遭ったと感じるたびに失望することになるだろう。
であれば、Facebook が有用とすることだけに利用してもいい。例えば、見込顧客とのメッセージのやりとりなどがあるが、それをFacebookに頼ることなく行えれば、それは結構なことだ。

または、Facebook利用は価値に見合わないと判断するかもしれないが、それでも構わない。一部の意見に反するであろうが、Facebookはすべてのビジネスに必要なものではない。Facebookはツールであり、それ以上でもそれ以下でもない。そのツールがあなたのビジネスにとって価値あるものか否か、十分な情報を得た上での意思決定が必要なのだ。

原則 #2: プラットフォーム利用の理由を理解する

Facebookの利用者は、馬鹿げたセルフ写真、孫の写真、George Takei(訳注 : Facebookで311万人のファンを持つ)のページから得たネット情報をシェアするのが目的である。キーワードは、他愛のないもの、私的なもの、である。

一部のビジネスにとっては非常に適したツールだ。健康指導者、ウェディングカメラマン、グルテンなしのカップケーキ販売、などは、顧客の私的生活にかかわるビジネスであり、よって、(賢明な)Facebookの利用はビジネスに役立つ。
明確なメッセージを掲げた非営利団体にも有用だろう。「Occupy Sandy」組織(場合によっては非組織ともいえる)(訳注 ハリケーン・サンディ被害者支援のためのSNSでのボランティア活動)は、FacebookやTwitterで、東海岸復興のためのボランティア要員や寄付を迅速に集めた。活動支援者のつながりはこのシステムに素晴らしく合致した。
適したブランドがあればB2Bにさえも役にたつ。ビジネス書著者、講師としてスーパースター的存在であるPam Slimは自身のFacebookのページで見事なまでに読者のつながりを構築している。
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しかし、二つのことに留意する必要がある。
まず、ビジネスのよりどころとしているFacebookの規約は今後変更され、その変更で不便を強いられることになる可能性もある。原則 #1をもう一度参照してほしい。
二つ目に、 「契約」すなわち「顧客」ではない。Facebookとの大規模な契約をしている指導者を見てきたが、そういった人々は、膨大なシェア、コメント、「いいね」を得ているけれど、それがビジネスに直結していない。これではマーケティングではなく、迷惑な趣味にしか過ぎない。

原則 #3: Facebook は「出先機関」であり、ホームベースではない。

私はFacebookを非難しているわけではない。もし、Facebookがあなたのビジネスに意味があるのならぜひ活用してもらいたいし、Facebookの「サービス規約ルーレット」の罠にはまらぬようにしていただきたい。

ある人気のあるページを見たが、Facebookのファンに対し、Google+、Pinterest、Instagramへの移行を勧めていた。

しかし、それもまた間違っている。

「出先機関」をホームベースとして扱ってはならない。

ホームベースは自らコントロールし得るものであり、自らのコストで自らのルールを作っていく場所だ。別の言葉で言うなら、「プライマリー(第一の)・サイト」である。
Twitter、Facebook、Google+、LinkedIn、Pinterest、 Instragramなどのファンやフォロワーが、結果的に自社ホームページに頻繁にアクセスし、ホームページでのみ得ることができるコンテンツを得て、更に特典のあるコンテンツのためにメール配信に登録する、ということでなければならない。
これらのソーシャルサイトは、いわば展示会のブースとみなす。見込顧客との出会いのきっかけとなり、新たなリード顧客を見つけ、ビジネスのアピールをするにはこのうえなく優れた場である。しかし、それとは別に拠点となるオフィスがあり、そこが常にビジネスの本拠地だ。

まとめ

バリュードライブでもお客様にお話するのですが、コンテンツをFacebookだけに置いて完結してしまうことにはリスクがあります。自社ウェブサイトまたは自社ブログを用意し、Facebookや、twitterは「コンテンツを広げるための拡声器」として、および「見込み顧客とつながるための糸電話みたいなもの」として使うことをお勧めします。

参考記事:
Is it Time for Content Marketers to Abandon Facebook?




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