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広告なしでもリーチ率1,000%! ソーシャルメディア運用の勘所をおさらいしましょう

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広告なしでもリーチ率1,000%! ソーシャルメディア運用の勘所をおさらいしましょう

ガラケーでmixiをちこちこいじっていた時代(30代以上のあなたなら分かるはず)には考えられなかったほど、今やソーシャルメディアは人々の生活に大きく関わるようになりました。企業がネット上で簡単に、かつ直接顧客と繋がることができるというのも、当時は考えられなかったですね。

さて、バリュードライブでは(自社メディア含む)コンテンツマーケティング支援の一環として多くのソーシャルメディアを運用しているわけですが、その中には上記の通りリーチ率が1,000%、エンゲージメント率も10%(平均は0.5〜5%と言われている)を超えるFacebookアカウントもあります。(いいね!数は3,000程度ですが、全てオーガニックでの獲得です。)


リーチ率1000%を超える投稿

リーチ率1000%を超える投稿の例。投稿タイプは自サイトリンクや他サイトリンク、テキストでの質問など

これはソーシャルメディア運用で大事だと言われていることを、ただひたむきにやってきたからなのですが、今回はこうした「大事なこと」を共有したいと思います。これからソーシャルメディアをはじめる担当者の方はもちろん、すでに担当者の方は初心に帰ったつもりでご覧いただければと思います。

最初にお断りしておくと、この記事には、運用におけるテクニカルなノウハウはありません。どちらかというとマインドセットというかポリシー的なメッセージになると思います。ソーシャルメディアの運用に困っている方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

1.すぐに結果が出ることを期待しない

ソーシャルメディア運用では、企業であれば売上やファン登録数など、何かしらの結果を求められるはずです。だけどソーシャルメディアは、顧客と長期的なリレーションシップを構築することを第一の目的とし、中長期的な視点で計画するべきです

例えば「売上」という結果を求めるあまり、ソーシャルメディアを単なる宣伝チャネルとしか見ないとどうなるか? バンバン宣伝(つまりは自社が伝えたい情報だけ)を流す、あるいは広告を出す。広告に飽き飽きしてテレビから流れてきた人々をまた突き放してしまうのでしょうか? たとえ今隆盛を極めるFacebookやTwitterといったSNSがなくなったとしても、ソーシャルメディアは形を変えて生き残っていくでしょう。もしFacebookがなくなって新しいSNSをはじめたときに、すぐにでも追いかけてきてくれるファンはどれだけいますか? こうしたファンを獲得するためには、短期的な売上に捕らわれるのではなく、ユーザーとの長期的な関係作りを目指さなければなりません

長期的な関係づくりを目指し、一人ひとりのファンと密なコミュニケーションを図る。それによってエンゲージメント(エッジランク)が高まり、結果的にリーチが伸びて多くのユーザーと繋がることができるのです。

2.「いいね!」を増やすことだけに囚われない!

1つ目とも大きく関連します。しかも1番よく見られる「あるある」のような気がします。ナショナル級の企業でなおかつコンシューマー向けの企業ならいざ知らず、BtoB企業や、中小・ローカル企業であれば、何万というたくさんのいいねを獲得するのは至難の業です。前者のような何万もファンを集める企業アカウントと比べて、「うちは1,000人もいないよ。トホホ(死語)」なんて考えてしまうことがあるでしょう。(まるでPV至上主義の議論みたいだ。)

考え方を改めましょう。ソーシャルメディアを通して、私たちは今まで言葉を交わしたことのない顧客の一人ひとりと対話できるようになりました。本当はとてつもなく素晴らしいことなのに、感覚が麻痺してしまっているのかもしれません。一生に一度だけ自社の商品を買ってくれる人と、何度も自社を選んでくれるファンのどちらが大切? どっちが嬉しい? 私は後者です。こうした考え方ができれば、ファンの数なんて気にならなくなるでしょう。

たった1つであってもコメントは貴重です。たとえそれがネガティヴなものであっても。まっとうな意見なら自社の商品・サービスをより良くできる何よりの財産だし、こうした顧客こそファンになってくれる可能性が高いからです。コール&レスポンスを促して多くのコメントを獲得しましょう。もし上司に結果を聞かれたら、どれだけ多くのコメントをもらえたか見せればいいでしょう。目的は顧客とのエンゲージメントを構築すること。「いいね!」の数や売上はその結果生まれるものです


いいね数の遷移

2014年中のいいね数の推移。広告なし、オーガニックだけで着々と

3.ソーシャルメディアの住人になれ!

ソーシャルメディア、怖いですよね? 初心者であれば、特にTwitterなんか魑魅魍魎の集まりなんじゃないかと思うこともしばしば。果たして受け入れられるんだろうか? ファンは増えてくれるだろうか? 不安はつきません。こんなときにできる唯一のアドバイスが、「ソーシャルメディアの住人になること」です。ソーシャルメディアを楽しんで、ルールやマナーを覚える。そして「企業アカウントは決して特別な存在じゃない」ということを理解する

分かりやすくTwitterを例にしましょう。アルファツイッタラー(影響力のあるTwitterユーザーのこと)なんて言葉がありますが、もっと大雑把に分けると、ソーシャルの世界では「リーダー」と「フォロワー」がいると思ってください

読んで字の如く、リーダーはフォロワーが多く影響力があり、拡散力が強い。一方フォロワーはリーダー(あるいはフォロワー同士)をフォローし、リーダーの投稿を受け取る側です。企業アカウントであれば目指すべきはもちろんリーダーでしょう。しかし権威のあるリーダーはほんの一握り。簡単になれるわけではありません。

ではどうすればよいか? それはフォロワーとしての仕事をまっとうすることです。フォローし、リプライし、リツイートしてあげる。自分がして欲しいと思っていることをほかのフォロワーにしてあげる、自分のフォロワーになって欲しい人が喜びそうな価値ある情報を共有してあげるのです。ソーシャルの住人は、企業対個人であっても対等な関係を求めるからです。ソーシャルの住人になることではじめて、リーダーとなる道が開けると考えていいでしょう。

FacebookやTwitter、YouTubeなど、今や多くの企業がソーシャルメディアアカウントを開設して、様々な運用ノウハウやツールが生まれてきています。ツールはとても便利だし、何時に投稿して、アイキャッチを工夫して、というのもとっても大事です。でもそれ以前に、ユーザーはソーシャルメディアで何を求めているのか、自分たちはソーシャルメディアを通して何をしたいのか、そのためにどうすればよいのかについて、もう一度考えてみてはいかがでしょうか

ソーシャルメディアの運用は苦労もあるしストレスもある。でも何かリアクションがあればすごく嬉しいですよね? ほかのユーザーとのやり取りは楽しいですよね? 担当者の方は、是非楽しみながらソーシャルメディアに取り組んでいってください。


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