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シンプルなABテストの事例

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今回は、シンプルなABテストの事例を紹介します。コンバージョンレートを上げるためのA/Bテストの必要性が言われていますが、忙しくてなかなか手が回らないというケースも多いのではないでしょうか。しかし、ちょっとした実施で効果を得られるケースもあります。ウェブサイトの問い合わせフォームの入力フィールドを減らすことで、問い合わせを完了する確率が11%増えたという話です。

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Blivakker.no(以下、当社) は1日約20,000件のアクセスがあるノルウェイ有数の美容関連オンライショップである。当社は2012年9月、A/Bテスト用のソフトウェア「Visual Website Optimizer 」を用いて、サイト上の登録フォームのA/Bテストを実施した。顧客登録プロセスが煩雑であることは既に感じていたが、根拠となる具体的なデータを望んでいたのだった。

テストの目的

テストの最終目的はウェブ上のフォームのわずかな変更で、登録者の顧客転換率を上昇させることである。専門家も支持する仮説では、フォームのフィールド数を減らすことで転換率は上昇する。フォームのわずかな変更で転換率の大幅な上昇がみられれば、当社は購買プロセス全体の改訂をすることになるだろう。

A/B-テスト

当初フォームのフィールド数は17 であったが、検証後、まず即時に削除できるのは、アカウント番号、電話番号、夜間連絡先の3フィールドであった。最終的には更に多くのフィールド削除を目的としていたが、それには技術的な制約があった。

登録プロセスの各ステップにおいて、3つの異なるバージョンを用意。

  • Control – 現行フォーム
  • Skjema-light – アカウント番号、電話番号、夜間連絡先の3フィールドを削除したフォーム
  • Skjema-uberlight – フィールド数、ナビゲーションエレメントを大幅に減少したフォーム

A/B-テスト結果


ABテスト結果

赤マーカーが削除されたフィールド


入力フィールド

結論

テストの結果、フォーム中の不要なフィールドを削除すると登録者が増加することがわかった。しかし、削除項目が多ければ多いほど良いわけではない。重要な点は、当社がこのテストで迅速な登録プロセスの重要性を実感したことにある。当社では、数か月後にはオンライン売上増のための、更にキーとなるプロセスについて分析、簡略化がなされるであろう。

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こんなシンプルなテストだけで効果の見える改善方法が分かるのであれば、是非やりたいところですね。フィールドを3個減らすことで、コンバージョンが10.84%増えています。
入力フィールドを減らしさえすれば良い~ というわけではないという結果が興味深いです。どれくらいの数が適正かというデータが欲しいところですが、ケースバイケースなのでしょう。コンバージョンを上げる方法についてもう一つ紹介します。

手紙風に変えてみると・・

こちらもエントリーフォームに関する話です。
ユーザーが、企業へ問い合わせをする手紙風な体裁に変えてみたところ、25-40%もコンバージョンが上がったりました。



このあたりの話は、EFO(Entry Form Optimization)というテーマでいろいろな解説サイトがありますので、調べてみてください。なお、ABテストは問合せフォームに限った話ではありません。いろいろなところでの実施をお勧めします。

参照元:
"Removing 3 form fields increases customer registrations by 11%"

“Mad Libs” Style Form Increased Conversion by 25-40%


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