コンテンツマーケティング研究所

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感謝祭で人々を釘付けにした米デルモンテ社のコンテンツマーケティング事例

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こんにちは! 2週続けて僕が投稿するよ。さて今日は、アメリカの食品大手企業のデルモンテが行ったコンテンツマーケティングの事例を紹介しよう。

感謝祭は企業として絶対に外せない一大イベントなんだ

アメリカでは11月の感謝祭は毎年楽しみにする休日だ。感謝祭のメインがディナーで、代表的な食べ物はターキー、キャセロール、マッシュポテト、クランベリー、パイ、バターロール、野菜などリッチな食べ物ばっかりだ。ケンタッキーは食べないよ!笑

この感謝祭でチャンスを掴むために、デルモンテ社はStarcom USAとVibrant Mediaの2つのマーケティング会社と手を組み、11月3日から12月2日の1ヶ月の間コンテンツマーケティングキャンペーンを仕掛けた。

消費者がストレスなく感謝祭の食事を楽しめることが最大の目的で、まずレシピ紹介のコンテンツを作って、SEO対策やソーシャルメディア、テレビ広告で知ってもらった。これはデルモンテ社の商品だけじゃなくて、他の商品との抱き合わせ販売もやったり、休日の夕食を作る際に便利なアドバイスもたくさん提供した。次に、色々やった中で特に効果が高かった例を2つ紹介しよう。

そのイベントの間、消費者はどんなことを考えているんだっけ?

1つ目はPopsugarという、女性向けのオンラインメディアネットワークにもコンテンツを出したことだ。このネットワークには6000以上ものサイトが存在していて、シェフやライター、主婦などいろんな人にレシピコンテンツを書いてもらった。そのサイトの記事に出てくる感謝祭関連の言葉にマウスオーバーすると、デルモンテ社のコンテンツにつながる仕組みを作ったんだ。

感謝祭で料理を作るのは主に女性だ。いつものようにPopsugarを見ていても、頭の片隅では料理を作らなきゃとか、何を作ろうとかを考えているんだよね。そんなお悩みに答えたのだから消費者の反応はものすごく良かったみたいだ。


キャセロールのランキングなんて面白すぎるよ!

もう1つは、データコンテンツを好むPR Hackerというマーケティング会社とともにやったキャンペーンだ。えっキャセロールのを知らないって? キャセロールは(アメリカの家庭でよく食べられるグラタンみたいな料理)で、感謝祭でよく食べられるものだ。

この時期に、1,500人のアメリカ人にさや豆キャセロールのアンケートに答えてもらって、さや豆キャセロール好きな州ランキングを作ってみた(デルモンテ社がさや豆の缶詰を販売しているわけだ)。そのコンテンツは、なんと100のメディアに取り上げられて、2週間でおよそ8千万人のオーディエンスにリーチしたそうだ。

キャセロールのランキングなんて誰が知りたい? でもこれがくだらないけど面白かったんだ。みんなキャセロールが大好きだし、アメリカでは州同士がいつも競争してる。だからランキングに入った州のメディアが中心になってこのランキングを取り上げた。おかげで大きなニュースサイトのブルームバーグやYahoo!トラベルなんかも取り上げてくれた。


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キャセロールはこんな感じの料理。美味しそう!


大きなイベントはみんなの関心が集まる大チャンスだ!

これらによって、消費者とのエンゲージメント(コンテンツに対するアクション)が30.72%まで上がり、業界平均の9.6%に比べると220%上がったことになる。そしてデルモンテ社へのアクセスの滞在時間は平均より153%も上がったそうだ。
他の調査でも、「キャセロールのさや豆といえばデルモンテ」というブランディングができたという結果がでている。

日本には感謝祭はないけど、クリスマスやハロウィンはみんな大好きだろうし、ほかにも独特な文化やイベントがたくさんあるよね。

そのときに、消費者は何を考えるか、どんな行動をするか、何が好きなのかを考えるといい。イベントに合わせたカスタマージャーニーを作ってみるのもいい。それにみんなハッピーな気分だから、面白くても、ちょっと変でも、消費者と人間らしく繋がるチャンスだよね。みなさんもコンテンツマーケティングやってみようよ!

参考:Del Monte Experiments With Content Marketing


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