コンテンツマーケティング研究所

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コカ・コーラの社内向けビデオに意気込みを感じる件

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content2020

コカ・コーラといえば、敵なしのブランド力を持つ会社ですよね。Interbrandの「Best Global Brands 2012」で1位の会社です(しかも13年連続!)。そのコカ・コーラがコンテンツマーケティングの取り組みのビデオを公開しています。社内向けに作られたものだと思われますが、非常によく作られています。



そこからはコンテンツマーケティングへ取り込むことの熱意や覚悟のようなものが伝わってきます。1年近く前に公開されたものですが、ぜひ見て欲しいので、ここに紹介します。リキッド・アンド・リンクド(Liquid and linked)という表現を使っています(ビデオのリンクは当記事の最下部)。

”Liquid and linked”というフレーズのC研による解釈

この、”Liquid and linked”という言葉が非常に示唆に富んでいるように思えるので、その言葉を解釈してみました。

liquidの意味

人間が生きてく上で必要な「水」もliquid ですね。そのliquidをコンテンツに見立て、(押し付けるものではなく)消費者が必要としているものという意味が含まれているでしょう。また、liquidは流動性があり、コントロールができません。ゆえに思いもよらない広がり方をします。染み渡るものでもある。そういったコンテンツを用意すべきだということでしょうか。

linkedの意味

そしてこれらのコンテンツは、様々なメディア間でつながり、消費者同士をもつなげることで何かが起こります。コカ・コーラのコンテンツに「リンク」した新しいコンテンツが、消費者によって生まれるかもしれません。また、「マーケティング活動を業績ともリンクさせるべき」というのは考えすぎでしょうか

コカ・コーラマーケティングの目指すところ

同社のグローバル広告戦略のトップのJonathan Mildenhallはこう言っています。

All advertisers need a lot more content so that they can keep the engagement with consumers fresh and relevant, because of the 24/7 connectivity. If you’re going to be successful around the world, you have to have fat and fertile ideas at the core.
参照元:Coca-Cola Bets the Farm on Content Marketing: Content 2020

すべての広告は更に多くのコンテンツが必要である。消費者が24時間接続する中、それに見合った価値がある新鮮な情報を提供し続けなければならないからだ。世界で成功するためには、根底に内容が豊富で創造性に富んだアイディアがなければならない。

そして、次の3点を目指すとしています。

  • ・コカ・コーラはクリエイティブの卓越性からコンテンツの卓越性に移行する
  • ・よりよい世界を約束するコンテンツを開発し、人々の生活において価値と重要性を構築する必要があり、一方で同時にコカ・コーラの企業目的を達成する
  • ・この構想を通じて、対話を生み出し、ポピュラーカルチャーの圧倒的なシェアを得る

YouTubeに公開した動画「Content 2020」

以下にビデオを紹介します。英語ですが、スピードは早くありませんし、聞かなくてもだいたいの雰囲気がつかめるのでぜひ見てみてください。

ビデオでは、冒頭、コカ・コーラは世界で最も強力なコンテンツをつくりださなければならないという主張があり、終わりに近づくにつれ、そのコメントはテレビの30秒広告にはもう頼らないというメッセージとなります。

part1


part2



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