コンテンツマーケティング研究所

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大企業は74%がコンテンツマーケティングをアウトソースしている

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コンテンツマーケティングのアウトソース

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多くの企業が、顧客に刺さるコンテンツを作ること、そして作り続けることの二つに苦労しています。特にコンテンツを生み出し続ける仕組みを整備するのは簡単なことではありません。そのような体制をゼロから社内教育だけで作り上げるには時間がかかるでしょう。そこで、手段としてアウトソースという選択肢も出てきます。

今回は、BtoB企業のアウトソーシング活用状況についてのデータを紹介します。

インハウス(自前で)とアウトソースの割合

上の図を見てみましょう。インハウスのみ(In house Only)は45%から38%へ減少傾向です。アウトソースのみ(Outsourced Only)は3%から4%へ増加傾向ですが、そもそもすべて外注というのは稀のようです。やはり、インハウスとアウトソースを使い分けるというのが過半数で、しかも増加傾向にあります。

企業規模別に見るアウトソースの活用度合

次に企業規模別に見てみると興味深いデータが出ています。従業員数が1000人以上の大企業ではなんと7割以上がアウトソースを活用しています。しかし、活用企業の数としては、ほとんどの規模の企業で増加傾向であるのに対し、大企業では3ポイント減少しています。

最初に外部に任せすぎた反動なのでしょうか。今後減少し続けるのか、増加に転じるのか興味深いところです。



組織を作る責任者はだれか

コンテンツマーケティングを指揮すべきなのは、いったいどんな役職の人でしょうか。

Contents Marketing Institute(CMI) はCCO(Chief Content Officer)という役職を定義しています。

これによると、中小企業ではCEOやCOOに、大企業ではCMO (マーケティング担当役員)にレポートすると規定してあります。
COOは、営業活動を促進するためのすべてのマーケティングコンテンツに関するイニシアティブ(外向け社内向け)を統括するとあります。

また、CMIのJoe Pulizziによると、タレントの発掘についてもCCOの役割だと述べています。

I’ve traditionally thought of the Chief Content Officer role as the chief storyteller within the brand. It’s a function that is sorely needed within most organizations. But who identifies the talent? Is that the CCO’s role? If it isn’t, it certainly should be. This goes beyond sourcing and into strategic talent scouting on behalf of the brand story.

So if we aren’t actively looking for content talent, in all its forms (audio, video, textual), it seems we are missing an opportunity. Yes?
参照元:3 Alternative Content Marketing Strategies

私は従来からチーフ・コンテンツ・オフィサー(CCO)の役目とはブランドにおけるチーフ・ストーリーテラーだと考えており、あらゆる組織において必須の役割を担っているといえる。しかしコンテンツにかかわる人材の素質を見極めるのは誰か。CCOの役割だろうか。もし、現在CCOがそれを担っていなければ、当然担うべきであろう。ブランドストーリーを代弁するコンテンツにはまずは戦略的な才能発掘である。

オーディオ、ビデオ、著作物などあらゆる形のコンテンツのための才能を積極的に探していないということは、機会を損失しているといえないだろうか。

買収というアイデア

最後に、コンテンツマーケティングを進めるために組織を買収してしまうというオプションもあります。Joe Pulizziは以下のように語っています。

私は2000年に大手B2Bメディア企業、Penton Mediaとの仕事を開始したが、eBay Businessとのパートナーシップ締結をすべきとCEOに提案したことを思い出す。最終的にeBayの傘下となる期待があると考えたのだ。当時Pentonの経営は困難に陥っていたが、一方eBayは急成長していた。

この考えには興味を示されなかったが、ビジネスモデルは適切であった。Pentonは百万人超の顧客を得た。eBayは事業買収のゲートウェイとなろうとしていた。Pentonを最終的に買収してそのコンテンツを入手できる立場で、なぜeBayはPentonに自社広告掲載料を払うべきなのか。

10年前であれば、ブランドがメディア企業を買収するというアイディアは一笑に付されていたであろう。今日(まさにこの今)ではブランドは目の前の機会に喉から手がでる思いだ。そこにはブロガーや起業直後のメディア企業がいる。彼らはずば抜けたコンテンツを生み、自らのビジョン実現のための資金源を探している。それならその資金源になればよいではないか。GoogleがZagatを買収できるのだから、あらゆることが可能じゃないだろうか。

参照元:3 Alternative Content Marketing Strategies

このように、コンテンツを生み出す組織を作るためにはいくつかのオプションがあります。
いきなり全てアウトソースするのはコストの面からも困難かと思われますが、少しずつ外注しながらやってみるのはいかがでしょうか。

例えば、Facebookの運用や、インタビュー記事制作など、外部ベンダーが強そうなところを切り出してやってみましょう。



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