コンテンツマーケティング研究所

Powered by Value Drive

世界で最も収益を上げているブログの読者の集め方

このエントリーをはてなブックマークに追加
コンテンツマーケティングの有名ブログ

The Huffington PostとMashableといえば、多くのマーケターが知っているであろうブログサイトです。そして実はこの2つのサイト、世界で最も稼いでいるブログの第1位と第2位でもあります。

では両者はどのようにして、それだけの収益を上げているのでしょうか。2014年2月現在の基本データを押さえながら、それぞれの特徴について改めて見ていきたいと思います。

読者の積極的な参加を促す―The Huffington Post


The Huffington Postは、2005年にコラムニストのアリアナ・ハフィントン(Arianna Huffington)氏によって開設されました。約8,500万という月間ビジター数や87万ドルを超える月間収益は、他のニュース・ブログサイトを大きく引き離しています。

また2012年には、イラク・アフガン戦争の負傷兵のその後を追った連載で、ブログとして初めてピューリッツァー賞を受賞するなど、メディアとしての存在感を一層大きくしています。

The Huffington Postがここまで大きくなった理由の1つに、著名人をブロガーとして次々に起用したことが挙げられます。オバマ大統領やビル・ゲイツ氏といった誰もが興味を惹かれるような人物に寄稿を依頼し、多くの人にそれらの記事を読んでもらうことで、着実にサイトの知名度を獲得してきたのです。

また著名人の起用だけではなく、読者がコメントを通して積極的に参加しているということもまた、The Huffington Postの大きな特徴の1つです。同サイトの月間コメント数は、約1,000万件にのぼります。この数字は読者が単にコメントを投稿しているだけでなく、読者同士がコメントを通じて活発に議論を交わしていることの証左と言えるでしょう。またサイト側も議論の活性化を促すべく、悪質コメントの排除や人気コメントの強調によって、議論の質を担保しようとしています。

つまり、The Huffington Postは読者に意見を交わす場を提供し、それによって多くの人を呼び寄せていると言えるのではないでしょうか。

トレンドをいち早く捉える―Mashable

Mashableは2005年に当時19歳だったピート・カシュモア(Pete Cashmore)氏が開設したニュースブログです。もともとは同氏がスコットランドの実家で始めた個人ブログでしたが、いまや月に15万ドル超を稼ぎ出すサイトへと成長しました。月間ビジターこそ2800万程度に留まりますが、月間ページビューはThe Huffington Postの2260万を上回る5530万を誇ります。


Mashable

Mashableがここまでの人気を獲得した背景には、トレンドへの敏感な反応が挙げられます。同サイトは現在でこそ多様なジャンルの記事を扱っていますが、開設当初はソーシャルメディアに関するニュースに特化したブログでした。しかし、特定のジャンルに絞るかわりに、Mashableは常に最新の情報を発信しつづけました。その結果、トレンドに敏感なコア読者を多く集めることに成功したのです。

またMashableを特徴づけるものとして、The Next Big Thingというコーナーがあります。同サイトのトップページ上でWhat’s Hot(いま人気の記事)の隣にあるこのコーナーでは、独自の予測システムによって予測された「これから注目を集めそうな記事」が紹介されているのです。最新のトレンドをしっかりつかみ、読者に提供するという当初からのMashableの姿勢がここにもうかがえます。

大型ニュース・ブログサイトの手法をマーケティングに活かす

ここまでThe Huffington PostとMashable、2つのブログサイトについて紹介してきました。両者とも大きなお金を生み出すブログでありながら、それぞれの特徴は「読者参加型」と「トレンド発信型」という全く異なるものであることが見えてきたと思います。

どのようなコンテンツが読者を惹きつけるのか、またどうすればより多くの読者にリーチするのか。これらのブログからマーケティングのヒントを探ってみてはいかがでしょうか。



このエントリーをはてなブックマークに追加

人気記事

カテゴリー

最近の投稿