コンテンツマーケティング研究所

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Webライターは外へ出よ

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セレンディピティと計画的偶発性理論の話

あけましておめでとうございます。昨年も大変多くの方に閲覧頂きました。誠にありがとうございます。

コンテンツマーケティング研究所ではもっと多くの、そして役立つ情報を発信し、バリュードライブとしてはもっと多くのお客様により高い価値をご提供できるよう、社員一丸となって精進してまいります。本年もどうか何卒よろしくお願いいたします。

さて、新年度一発目に伝えたいメッセージは、「Webライターはもっと外にでるべきだ!」ということです。Webライターにとってネタ切れは常に課題です。ネタ切れを起こし、検索で見つけた情報を繋ぎ合わせているだけだとしたら、それはただの2次コンテンツに過ぎません

そのようなコンテンツは、いずれ淘汰されるような仕組みになっていくでしょうし、そもそも読者が本当に欲しい情報ではないので購読者も増えないでしょう。そこに、どのような意見を入れるか、そして自分の体験に基づいた話を入れてリアル感を出すかで、はじめて価値のあるものになります。

行動するからこそ得られる幸運。「セレンディピティ」とは何か

セレンディピティとは、「何かを探しているときに、その探しているものとは別の、ただしとても価値あるものを見つけること」です。

外に出たって、求めている情報はそう簡単に得られないと思うかもしれません。
「それは運だ」と。
でも、能動的に行動した結果得るものであれば、偶然起こったただの嬉しい出来事とは明確に違います。

さらに、それが価値あるものだと気付けるかどうかも重要です。実際、英語版のWikipediaによると、「みんなががそこに穴を見ている時に、そこに橋を見ることのできる能力」が必要だと書かれています。日頃から頭を使って答えを探していると、「答えそのものではないけれど、思いがけない何かを見つける」という話は世界中にたくさんあるのです。

ポストイットという大ヒット商品が生まれた話も、解釈を広げればセレンディピティの一つでしょう。すぐにはがれてしまう糊を作ってしまったという失敗によって、新たな用途を思いついたのは、行動力と発想の転換の成果です。セレンディピティは深い思考と行動力によって成り立つものと言えます。

検索も行動の一つです。ただし、自分の興味に沿って検索するという1つの枠の中だけだと、どうしても考えが偏ってしまいます。
まずは外に出ましょう。
外に出ることは、内にこもって調べるのとは少し違います。
自分の感覚― 美味しい、きれい、気持ちいい、気持ち悪いという感情が、五感(閲覧という視覚だけでない)から得られます。それは自分の経験を伴った記憶となり、自分の知識の血や肉となるのは、感覚的にも分かると思います。

スティーブ・ジョブズが成功した理由。計画的偶発を呼べ!

同じようなことを心理学の観点で言うと、これは「計画的偶発性理論」というらしいです(スタンフォード大学のジョン・クランボルツ教授が提唱)。好奇心を持って、何事もチャレンジしつづけていくことで、偶然を呼び起こしているという話です。

たまたま運が良かったと見えることも、その裏では数々のアクションが取られています。成功者が「私は運が良かっただけ」といいますが、その裏では、意識的にせよ、無意識的にせよ、計画的偶発性を起こす活動をしているのではないでしょうか

信じて行動し、それが結果的に成功につながるという話は、スティーブ・ジョブズの”Stay hungry, Stay foolish.”で有名な伝説的スピーチでも触れられていました。
知っている人も多い、あの「connecting the dots」です。

「自分が信じてやってきたことは、今考えれば全てつながっている」と。大学をドロップアウトした彼ですが、唯一講義にもぐりこむほど夢中になって勉強したものがありました。それはフォント(カリグラフィー)で、これが今のマックにつながっているとジョブズは言っています。以下、彼のスピーチの一部を引用します。

You can’t connect the dots looking forward. You can only connect them looking backwards, so you have to trust that the dots will somehow connect in your future. You have to trust in something–your gut, destiny, life, karma, whatever–because believing that the dots will connect down the road will give you the confidence to follow your heart, even when it leads you off the well-worn path, and that will make all the difference.

(拙訳)「未来を見て点を繋げることはできません。過去を振り返ると点が繋がっていただけです。だから、今やっていることが、将来どこかに繋がると信じるべきです。何かを信じましょう。例えばガッツ、運命、人生、カルマ(業)、なんでもいいのです。なぜなら、その点がどこかに繋がると信じることは、たとえそれが一見何の変哲もないものでも、自分の気持ちに従う自信を与えてくれるからです。そしてそれが人生を大きく変えるのです。」

動いても動いても、結果として何もないかもしれません。当初の目的は達成できないかもしれません。でも、何か想像もしなかったことが起こるかもしれないのです。ライターの方は、これによって多くの経験値を積むことができ、これから書く記事にさらなる深みを与えられることでしょう。

Webライターは机にしがみつかず、外へ出てアグレッシブに行動する勇気が必要だと思うのです。


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