コンテンツマーケティング研究所

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戦略?それとも戦術?

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コンテンツマーケティングの戦略と戦術

マーケティング初心者、あおばの投稿です。

「とにかくソーシャルを使って何かをやろう」という時、戦略と戦術を切り分けて考えた方が良いという話です。
私自身、「そもそも何をやろうとしていたか」立ち止まって考える必要性を感じることも多いです。

ソーシャルメディアやコンテンツマーケティングに関するコンサルティングを提供するConvince&ConvertのJay Baerは次のように述べています。

ゴールはソーシャルメディアに長けることではない。ソーシャルメディアを使って売り上げを上げることである。

この発言は当たり前のことを言っていますが、実際にいろいろな施策を考えているうちに、当初の目標を忘れてしまうことは往々にしてあります。特にチームで議論を重ねているときや、分業が進んだ時には発生しやすいように思います。

以下に、戦略(Strategy)と戦術(Tactic)の違いをまとめてみました。

戦略戦術
目的 組織を方向付けるための大まかなゴールを示す定義されたミッションを達成するための「サブゴール」を達成するために、特定のリソース(人・モノ・金・情報)を活用する
責任者組織のリソース配分に影響力を持つ意思決定者。戦術の組み合わせがどう目標達成に貢献するか理解している必要がある。限られたリソースを目標達成のためにうまく使うことのできるエキスパート
説明責任組織全体の進捗度合や成果に対しての説明責任与えられた役割の範囲内での説明責任
見るべき範囲組織内の全リソース、市場動向(競合・顧客含む)、経済動向。多くを盛りすぎる必要はない。むしろ、「何をやらないか」が重要である。計画や実施プロセス内のリソース群。これは全体のゴールを達成するための、限られたリソースを使った個別施策である。
期間長期視点。頻繁には変わらない。短期視点。市場動向に応じて柔軟に対応。
手段経験、調査、分析、熟考、コミュニケーション経験、成功事例、計画、プロセス、チームプレイ
成果物組織のゴール、計画、ガイド、KPI (これらは明確であること)人・ツール・時間を使って作った完成品

参考 Jeremiah Owyangのブログより。

例を挙げて見てみます。
戦略
自社ブランドを、中小企業のIT部門長の想起対象トップ2に入れる。

戦術
既存顧客の事例紹介を活用して、リアルイベントやオンラインを通じて口コミを増やす。

といった定義です。戦術は柔軟に変えていきます。しかし、戦略そのものは変わることはあまりありません。

ちなみに、コンテンツマーケティングというと、コンテンツを作ることに重点が置かれがちですが、インバウンド/アウトバウンドの戦術の組み合わせや、制作物の作り方や見せ方も戦術の一つです。

戦略を立てる人はこんなイメージでしょうか。


コンテンツマーケティングの戦略

碇ゲンドウfrom「新世紀エヴァンゲリオン」(掲載許可取得済)


戦術の実行はこんな感じ?


コンテンツマーケティングの戦術

変化のスピードが早いソーシャルメディアの世界では、走りながら考えることが多いです。戦略が固まってからでないと動けないということでは、遅れをとってしまうこともあります。しかし、目指すところを明示し、それを共有して、責任範囲を明確にすることも大事です。そのバランスもまた、走りながら調整していくことが求められているのではないでしょうか。


方向性や施策を考える際、バリュードライブにぜひご相談ください。



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