コンテンツマーケティング研究所

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果たしてコンテンツマーケティングはただのバズワードで終わるのか?

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コンテンツマーケティングはバズワードではない

「コンテンツマーケティング? あぁ、最近流行ってるよね。単なるバズワードだよ」

本当でしょうか。

コンテンツマーケティングという言葉は一時的な流行語となるのか、それともマーケティング業界に根付いていくのか。
日本において、まだコンテンツマーケティングの認知度は高くありません。しかし、ソーシャルメディア活用が進むとともにコンテンツマーケティングも拡大していくのではと思います。

今回はCMI(Content Marketing Institute)のJoe Pulizzi’s Blogに掲載された"5 Reasons Why Content Marketing Is No Buzzword"を翻訳して紹介します。
ここでは、バズワードではない理由を以下の5つの点から説明しています。

  1. 歴史
  2. 組織
  3. 用語としての採用
  4. グローバル化
  5. バズワードの定義

コンテンツマーケティングを一過性のものと捉える意見に対してはこれらの意見も参考にしてみてください。社内での説得材料としても使えるのではないでしょうか。

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コンテンツマーケティングがバズワードでない5つの理由
(5 Reasons Why Content Marketing Is No Buzzword)

少なくとも週に1回は、コンテンツマーケティングが新たなバズワードとして語られているのを聞く。そんなときには、Marcus Sheridanの最近のコンテンツマーケティングの記事にあったよう、努めて笑顔で対応するようにしている。

この業界と日常的にかかわりのない人の多くは、まるでコンテンツマーケティングという言葉や業界が降って湧いたように思うであろう。こうした感覚が変わる(もしくは変わらない)かもしれない出来事をリストアップしてみた。.

#1 業界は100年以上の歴史がある

コンテンツマーケティング業界そのものは、ゆうに100年以上も前から存在している。John Deere社(注:トラクター等の農業機械メーカー)は、1985年に発行された印刷媒体The Furrowで、この分野の先駆者といわれている。The Furrow は現在でも毎月40カ国で150万部発行されており、この間、農業従事者の必読誌とされている。



#2 業界はシンプルに組織されている

1990年 後半にコンテンツマーケティング業界に入った当時、アメリカでこの業界はカスタムパブリッシングといわれていた。カスタムメディア、カスタムコンテンツ、 ブランドコンテンツ、カスタマーメディアもよく知られた言葉である。ヨーロッパでは、カスタマーメディアおよびカスタマーパブリッシングという言葉がよく 使われた。

発 行者によって様々な言葉が使われており、他のマーケティング従事者と、実際に我々がやってきたこと、もしくはコンテンツ使用を用いたビジネスチャレンジに ついて知的な会話をするのは(控えめに言っても)挑戦的なことであった。今日、(話しているように)我々は共通の理念のもと集まっているが、過去、Eメールマーケティングやソーシャルメディア、口コミ、そのほかマーケティング分野において起こったこととまったく類似している。

(訳者注:ちなみに、content marketing という言葉の検索ボリュームは、以下の図のように増加傾向である)


コンテンツマーケティング検索動向

#3 業界のリーダーが用語に採用した

Copyblogger で知られるBrian ClarkやRand Fishkinといったリーダー達は、現在、コンテンツマーケティングという用語を業界の実質的な専門用語として使用している。加えて、McMurry社 ( リッツカールトンやエーオンの広告を制作)といったコンテンツのトップエージェンシーやリサーチ会社のAltimeter社がこの用語を堅く採用した。Elqua社のコンテンツマーケティングのヴァイスプレジデント、Joe Chernov のように肩書きとしてコンテンツマーケティングという言葉が現れるようになる。

#4 複数の海外既存団体が、組織名に「コンテンツマーケティング」を採用

イギリスのコンテンツマーケティング協会、The Association of Publishing AgenciesはContent Marketing Associationと改称することを発表。加えて、かつてICPF(International Custom Publishing Forum)としていたコンテンツマーケティングの国際組織は、ICMF(International Content Marketing Forum)に改称した。

#5 コンテンツマーケティングはバズワードの定義からはずれる

Merriam-Webster辞典によれば、バズワードとは、専門用語のように聞こえる、もしくはあまり意味のない言葉を素人に印象づけるために大げさな意味をもつかのように使用される用語と定義している。コンテンツマーケティングがバズワードとなり得ない理由がいくつかある。

  1. まず、この業界自体の名称、カスタムパブリッシングからカスタマーメディアまであらゆるもののなかで、コンテンツマーケティングがこの分野を表す最も適し た用語である。自社の製品やサービスをコンテンツありきのビジネス過程に売り込む、ゆえにコンテンツマーケティングなのだ。
  2. “コンテンツマーケティング”と一般の人に言ってみると、相手はあなたが何のことを話しているか理解できない。私は業界以外の人に対してコンテンツマーケティングという用語は使わない。

コンテンツマーケティングをバズワードとみなすか否か、コンテンツマーケティングの定義の仕方にかかわらず、コンテンツマーケティングという分野とビジネスプロセスは浸透している。コンテンツマーケティングはこれまで5年以上に渡ってバズワードと言われてきたが、現在この分野は主なマーケティング手法のどれよりも歴史のあるものである。バズワードなどと言われるにはとうてい及ばないではないか。

参照記事:5 Reasons Why Content Marketing Is No Buzzword


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